腹筋の構成
腹直筋
腹直筋は腹部の正面にあり、みぞおちから恥骨まで伸びています。一般的に腹筋と呼ばれている部分がこの腹直筋です。筋肉の中でも大きい筋肉なのですが、厚さは1~2センチメートルほどしかなく意外に平坦なものです。
腹直筋の直接の主な役割は体を前に曲げたり伸縮させたりすることです。そして脊柱(背骨)を支える役割もあり、姿勢を保ちます。また、お腹の中には腹膜に囲まれた袋があり、その中に腹圧をかけて膨らませた状態を保つのも腹直筋の働きです。
腹膜の中には胃や腸などの内臓、血管、神経がおさまっており、この中を膨らませることにより内臓などを体の中の正しい場所に維持させてくれます。このように複雑な体の仕組みにも腹直筋は関わっているのです。
そして腹直筋は縦に走る白線と横に走る腱画により6つから8つにわかれています。腹筋が割れているというのは、白線と腱画が溝となって割れていることを指しています。つまり、腹直筋はもともと割れているのです。
生まれたての赤ちゃんの腹筋も割れているということになります。しかし、よほど体を鍛えている人でない限り、裸になったときに腹筋が割れて見えるという方はなかなかいらっしゃらないかと思います。
腹筋の鍛え方の違いや皮下脂肪の量により割れ目が見えない方がほとんどです。逆に考えると皮下脂肪を減らし、腹直筋を上手に鍛えれば割れた腹筋は誰でも手に入れる事が可能ともいえます。
通常よりも盛り上がった、つまり分厚い腹直筋を作り上げることで見た目にもたくましい腹筋となるのです。