腹筋を鍛えて、きれいで健康な体にしよう! 腹筋から身体を造る

腹筋が衰えると

便秘

便秘になる原因はさまざまで、食生活、精神的ストレス、生活リズム、薬の副作用、疾患、運動不足などがあります。腹筋の衰えもそのひとつですが便秘と腹筋との関連は、その前に排便の仕組みを理解するとよりわかりやすいかと思います。

便は、腹筋と横隔膜の収縮により腹圧を上昇させて押し出されます。この腹筋と横隔膜の収縮が「いきむ」という行為です。意識して「いきむ」と腹圧により腸が圧迫され便がスムーズに押し出されるのです。

しかし、腹圧が極端に弱いと腸への圧迫も弱くなり楽な排便となりません。そのため腸に便が残り、便秘となってしまうのです。また、腹圧が低下すると腸が本来ある位置から下がり気味になり腸下垂の状態になる事があります。

腸が下がってきてしまうと腸の幅が狭くなり、便が通過しにくくなり、便秘になりやすくなります。ですから腹圧を高めるために腹筋を鍛える事が大切なのです。

お年寄りや女性に多い便秘。腹筋が弱い事による腹圧の低下が原因なのも頷けます。また、排便は意外にも腹筋だけでなく全身の筋肉を使うものなので、腹筋だけ鍛えるというより全身を使った運動をする事が大切です。

しかし、便秘解消を腹筋まかせにするというのは大きな間違いです。「いきむ」行為は心拍数や血圧の上昇を引き起こしますので、日頃から持病のある方は注意が必要です。また、強く「いきむ」事は肛門付近の静脈へ負担がかかり、いぼ痔になりやすくなってしまいます。そうならないためにも便秘の原因をなるべく取り除き、適度な腹筋、腹圧を保ちながら便秘を防ぎましょう。