腹筋を鍛えて、きれいで健康な体にしよう! 腹筋から身体を造る

腹筋の役割

内臓の保護

お腹には内臓がぎっしりと詰まっているのに胸(肺や心臓)を守る肋骨のような骨がありません。それは体の仕組みとして大変意味のある事で、骨がない事は体全体を動かすため、そして女性の妊娠によるお腹の膨らみを阻害しないためでもあります。しかし、お腹が皮一枚の無防備のままですと外的な衝撃が加えられた際に簡単に内臓を痛めてしまう可能性があります。

そこで内臓を守るために腹筋は役に立っているのです。腹筋はお腹の前面はもとより背中近くまで覆う筋肉群であり、コルセットの役割をはたしています。骨の代わりに筋肉が外からの衝撃をやわらげるのです。

しかし、よほど意識しないと腹筋はなかなか鍛える事はありませんし、筋肉は年齢とともに衰えてきます。すると衰えた腹筋の代わりに内臓を守るためにお腹まわりには脂肪(皮下脂肪、内臓脂肪)がついてくるのです。

お腹に脂肪がつきやすいのはこのためでもあります。だからといって脂肪がつく事が全て悪いということではありません。お腹につく脂肪のうち、特に内臓脂肪は腹筋よりも内臓を守る働きがすぐれているといわれています。

内臓脂肪は、内臓を直接取り囲むようについているので、衝撃をやわらげるクッション効果が高いからです。ですから適度な内臓脂肪であれば問題ありません。

ただし、血中の中性脂肪や悪玉コレステロール値を異常に増大させる事はさまざまな病気を引き起こす原因になりますので脂肪のつき過ぎには注意し、内臓を守る事を脂肪だけに頼らず腹筋もしっかりと鍛えましょう。